コロナ血漿療法の緊急使用停止、データ不十分との指摘=新聞

[19日 ロイター] – 新型コロナウイルス感染症治療で血漿(けっしょう)の利用を巡り、米食品医薬品局(FDA)による緊急使用許可手続きが停止されたと、米紙ニューヨーク・タイムズが19日、政府高官2人の情報として報じた。

コロナ感染症から回復した患者の血漿には抗体が含まれ、この血漿を患者に投与する療法は注目されていた。

NYタイムズによると、政府のコロナ対策の一翼を担う米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長を含む保健当局者らが、血漿療法に関するデータは不十分と主張。さらなるデータが精査される間、認可手続きはストップされる。

しかし、近い将来に緊急使用が許可される可能性は依然残されているという。

関連記事
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。