独、国内コロナ感染再拡大に対応可能=コッホ研

[ベルリン 20日 ロイター] – ドイツ政府の国立感染症研究機関であるロベルト・コッホ研究所(RKI)のシャーデ副所長は20日、国内で新型コロナウイルス感染が再び拡大しているものの、対応は可能との見方を示した。

ドイツでは7月初旬以降、新規感染者数が増加し始め、夏休みを国外で過ごし帰国した人などを中心に、このところ増加ペースは加速している。20日に確認された新規感染者数は1707人と、1日の新規感染者数としては4月26日以降で最多となった。

シャーデ副所長は、増加にもかかわらず、保健当局は感染者を追跡できるとの見方を表明。ただ大規模イベントを巡る制限の緩和には否定的な見解を示すと同時に、感染リスクが高い国への渡航を控えるほか、感染拡大抑制に向けソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)などの措置を守るよう呼び掛けた。

シュパーン保健相は議員に対し、感染拡大抑制に向け、11月11日から来年2月中旬にわたる「カーニバル・シーズン」に関連するイベントを中止する必要があるとの考えを示した。

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