台湾、中国軍の活動けん制 「防衛への決意を見くびるべきでない」

[台北 21日 ロイター] – 台湾の国防部(国防省に相当)は20日遅くに軍の演習を撮影した動画を公開するとともに声明を出し、中国は台湾の防衛への決意を過小評価すべきでないと警告、中国からの軍事的脅威は台湾の人々の決意をさらに強めるだけだと訴えた。

中国は台湾周辺で軍事活動を活発化させており、先週のアザー米厚生長官の訪台時も含め、軍用機の上空飛行や軍用艦の演習を行っている。

国防部は声明で「最近の中国人民解放軍の軍事的圧力行為に毅然たる姿勢を表明する」とし、挑発はしないが、弱さを見せることもないとした。

「台湾の防衛への決意を決して見くびってはならない」とした。

中国の挑発的行為と脅しは台湾の人々をさらに結束させるだけで、「結局は、台湾の人々の怒りと反感を買い、台湾海峡の平和と安定を深刻に損ねるという逆効果をもたらす」とした。

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