資源大手リオ、豪洞窟遺跡破壊巡りCEOなど3人の賞与減額

[メルボルン 24日 ロイター] – 英豪系資源大手リオ・ティント<RIO.AX>は24日、オーストラリアの西オーストラリア州にある2カ所の洞窟遺跡を破壊した問題の調査結果を受け、ジャンセバスチャン・ジャック最高経営責任者(CEO)とその他2人の幹部の賞与減額を決めたと発表した。

リオは5月に、当局の許可を得て同州ピルバラ地区の鉱区拡張工事を行っていたところ、歴史的に重要な洞窟遺跡を破壊。先住民アボリジニの失望や世論の反感を買った。政府は調査に着手し、投資家の一部は同社の幹部に説明責任をしっかり果たすよう求めた。ただ、幹部を解任する事態には至らなかった。[nL4N2EG10F]

リオは「調査では岩屋の破壊に直接つながった単一の根本原因あるいは誤りは特定できなかった。これは長期間にわたる一連の決定、行動、怠慢の結果だ」とした。

同社によると、ジャックCEOとその他2人の幹部は2020年の賞与が計370万ドル程度減額される。ジャックCEOが来年受け取る予定の2016年の長期報奨金制度の報酬も100万ポンド(130万ドル)減額される。 昨年は580万ポンドを受け取った。

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