米連邦捜査局(YURI GRIPAS/AFP via Getty Images)

19回のカジノ旅行、セクハラの和解金、政治献金…中国不動産開発業者が米ロス議員を買収

米ロサンゼルス市の政界における最大の汚職事件「ホセ・ファイザー事件」は最近、進展を見せた。同市議会議員および同市土地利用管理委員会の委員長であるホセ被告(51)は、米連邦捜査局(FBI)に逮捕され、複数の容疑で起訴された。また、同事件における同市に投資した中国の不動産開発業者数社の関与も明らかになった。

2018年11月、FBIはホセ・ファイザー(Jose Huizar)被告の事務所と自宅を家宅捜索し、クローゼットの中から12万9千ドルの現金を発見した。現金は中国式の赤い封筒の中に入っていたという。

20年6月23日、ホセ被告は賄賂、恐喝、資金洗浄などの容疑でFBIによって逮捕され、 7月30日、カリフォルニア中央地区連邦検事局に正式に起訴された。 同被告は8月3日、公聴会に出席したという。

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