米、日豪印と閣僚級会談へ インド太平洋周辺の安全保障巡り

[ワシントン 28日 ロイター] – オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は28日、インド太平洋周辺地域の安全保障で連携する日本、オーストラリア、インドとの閣僚級会談を9月と10月に開催する計画を明らかにした。

オブライエン氏は、自身が10月に日米豪印戦略対話(クアッド)の代表とハワイで会談する公算が大きく、ポンぺオ国務長官も9、10月に他3カ国の外相らと会談する見通しとした。

オブライエン氏は、インド太平洋周辺地域が「世界経済の原動力となり」、米国が同地域で「大きな役割を果たすことになる」と言明。まずは同盟国との防衛および外交関係を通じ、同地域の安全保障を確実にする方針を示した。

その上で「中国による非常に攻撃的な行動を確認している」と批判し、米国が海洋の自由という理念を撤回することはないと表明した。

米国防総省は前日、弾道ミサイルの発射など中国が最近行っている軍事演習に懸念を表明。エスパー国防長官も、米国は太平洋で指導役を担う責任があり、自らの政治体制がより良いと考えている他国には「1インチたりとも譲歩しない」と述べた。

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