米司法省、ボルトン氏の著作巡り捜査着手=WSJ

[ワシントン 15日 ロイター] – 米司法省は、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が出版した政権の内幕本を巡り、機密情報の扱いに問題がなかったか犯罪捜査に着手した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が15日、報じた。

WSJによると、連邦検察は14日、ボルトン氏の出版エージェントと、同氏の著作を出版した出版社サイモン・アンド・シュスターに対し、大陪審召喚状を送付した。ボルトン氏との全てのやりとりの提出を求めているという。ボルトン氏自身は召喚状を受け取っていないと報じている。

ボルトン氏の弁護士からコメントは得られていない。司法省報道官のほか、サイモン・アンド・シュスターもコメントを控えている。

政府は6月、ボルトン氏の著作について、機密情報が含まれているため出版されれば国家安全保障を危険にさらすとして、出版差し止めを求めて訴訟を起こした。だが、首都ワシントンの連邦地裁は出版差し止めを認めない判決を下した。

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