マレーシア、新型コロナの新たな波の可能性 州選挙が影響

[クアラルンプール 1日 ロイター] – マレーシア当局は、国内で2番目に大きいサバ州の選挙後に新たな感染の波が発生した可能性があると警告した。1日に確認された新型コロナウイルス感染者数は260人と、1日当たりとしては6月4日のピーク時に記録した277人に次ぐ水準となった。

マレーシアは早期に厳しいロックダウン(都市封鎖)を実施し、大規模な感染拡大をおおむね回避してきた。だが、9月26日に投開票が行われたサバ州議会選挙に向けて同州に移動する人が増え、過去1週間に1日当たりの感染者数が増加していた。

マレーシア保健省のノル・ヒシャム・アブドラ保健局長は、感染者増加は「新たな波」の始まりと見ることもできるとし、国民に対し、引き続き社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保し、不要不急の外出を避けるよう求めた。

局長は記者会見で「(感染の)カーブを横ばいにできるかどうかは、今われわれにかかっている。過去にはそれができており、またできるだろう」と述べた。

同国でこれまでに確認されている感染者数は1万1484人、このうち死者は136人。

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