米最高裁判事の承認公聴会、予定通り進める=共和党上院トップ

[ワシントン 3日 ロイター] – 米上院の共和党トップ、マコネル院内総務は3日、トランプ大統領が最高裁判事に指名したエイミー・バレット氏の承認公聴会について、予定通り12日から開始すると発表した。

指名公聴会を行う上院司法委員会では、トム・ティリス議員とマイク・リー議員が新型コロナウイルスに感染したことが判明している。両議院は、9月26日にトランプ氏がホワイトハウスでバレット氏を指名した際に同席していた。

マコネル氏は声明で、予定されていた上院議場での審議などは19日以降に延期すると説明。各委員会での重要な案件は委員会の判断で継続するとし、バレット氏の承認公聴会を予定通り10月12日から始めると述べた。公聴会にはリモートからの参加も認めるという。

上院民主党トップのシューマー院内総務は、マコネル氏の決定を無謀で危険すぎると批判。「上院開催が危険と判断したのであれば、公聴会を進めることも危険なはずだ」と指摘した。

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