中国高官「中国に自由な外貨両替制度はない」と明言 米中金融デカップリング巡り
中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)財政経済委員会の黄奇帆・副主任は10月9日、金融分野における米中のデカップリング(切り離し)をめぐって発言した。この中で黄氏は、中国資本市場では自由に外貨を交換できないなどと明言し、波紋を呼んだ。
黄奇帆氏は9日、北京市で開催された中小企業関連会議に出席し、米中が金融分野でデカップリングをすることは、「(米国にとって)千人の敵を殺すのに、2千人の兵士を失うことであり、損失が大きい」「自殺に等しい」と自信満々に語った。
同氏は、中国当局は金融分野において「3つの有効な切り札」があると示した。
関連記事
殺人容疑者を追う警察 vs 守ろうとする村民。ヘリや無人機による大捜索の一方、「逃げ切ってほしい」と村民総出で支援か。中国・河南で異例の事態
「中国軍はすごい」と発信していた人が、今度は「機密漏えい」で摘発? 何がセーフで、何がアウトなのか
中国の遺伝子編集治療で、2週間に2件の小児死亡事例が発覚。最先端技術の裏で浮かび上がる、規制の甘さと医療透明性への深刻な疑問
南京大学数学学院の元学院長が「もうやりたくない」として辞任。研究者が管理職を離れる背景には、研究時間を圧迫し成果に直結しにくい行政業務の重い負担がある。
大規模な粛清によって、中共の党・軍の高官ポストに多数の欠員が生じており、10月に開かれる5中全会で政治局委員などの欠員補充が行われるかどうかに関心が集まっている