韓国、インフル予防接種中止せず 「死亡原因の可能性低い」

[ソウル 22日 ロイター] – 韓国の保健当局者は22日、若者と高齢者1900万人を対象とした無料のインフルエンザ予防接種プログラムを中止しない考えを示した。過去数日間で少なくとも13人が接種を受けた後に死亡しており、中止を求める声が強まっている。

韓国疾病予防管理庁(KDCA)の幹部は議会で「死者の数は増えているが、われわれのグループは予防接種が原因である可能性は低いとみている」と説明した。

韓国はインフルエンザへの感染が新型コロナウイルス感染を引き起こし、病院に過大な負荷がかかる事態を懸念している。

朴ヌン厚保健福祉相は「国民のワクチンに対する不安は理解でき残念なことだ」と述べた上で、予防接種プログラムは続けると明言した。

政府の無料予防接種プログラムに使われているワクチンを製造したのは国内の製薬会社GCファーマ、SKバイオサイエンス、一洋藥品<007570.KS>、仏サノフィ<SASY.PA>、英グラクソスミスクライン<GSK.L>。LG化学<051910.KS>と、ボヒュン・ファーマーシューティカル<003850.KS>傘下のボヒュン・バイオファーマが配布を担当した。

韓国製のワクチンが輸出されているかや、サノフィとグラクソスミスクラインのワクチンが他の国でも使われているか明らかでない。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。