米最高裁、ウィスコンシン州郵便投票の期限延長を認めず

[ワシントン 26日 ロイター] – 米連邦最高裁は26日、来月3日の大統領選挙を巡り、ウィスコンシン州の郵便投票の有効期限延長を認めない判断を示した。

共和党側の訴えを認めた形で、民主党には不利な判決となった。

同州の郵便投票を巡っては、投票日当日の来月3日までの消印があれば、投票日から6日以内に到着した郵便投票を有効とする一審判決が出ていたが、二審ではこの判決が覆された。

最高裁は二審判決を支持し、投票日当日までに届いた郵便投票を有効とするとの判断を示した。

最高裁は保守派が多数派を占めており、リベラル派の判事3人は今回に決定に反対した。

ウィスコンシン州は、大統領選を結果を左右する激戦州。トランプ大統領は2016年の大統領選で僅差でウィスコンシン州を制し、勝利につなげた。

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