米大統領選の投票箱に放火、ボストン警察が男逮捕

[26日 ロイター] – 米ボストンの警察は26日、前日に大統領選の投票箱が放火された事件に関連し、39歳の男を逮捕したと明らかにした。

逮捕されたのは、ワールディー・アーマンド被告。起訴内容は悪意ある放火で、ボストン地裁に出廷する予定。

この件は米連邦捜査局(FBI)も捜査しており、投票箱はボストン・パブリック・ライブラリーの前に設置されていたと説明した。

マーティー・ウォルシュ市長は事件について、「民主主義の侮辱であり、公民の義務を果たしている有権者に対する冒涜であり、犯罪だ」と非難。マサチューセッツ州の選挙管理当局は「(選挙に対する)意図的な攻撃」としている。

当局者らによると、25日朝に投票箱を空にした時点では中に投票用紙122枚が入っており、35枚が破損していた。

当局者らは、影響を受けた有権者は、投票所に出向くか、郵送される代替投票用紙を通じて再投票することが可能としている。

同州では24日に期日前投票が始まり、200万人以上の住民が投票所または郵送での投票を済ませている。

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