ザンビア、中国開銀と債務返済繰り延べで合意

[ルサカ 28日 ロイター] – アフリカ南部ザンビアは今月期限を迎える予定だった債務の返済繰り延べで中国国家開発銀行(CDB)と合意したと発表した。返済額や債務の総額などの詳細は明らかにしていない。

ザンビア政府は声明で「開発銀との合意に基づき、25日が期限だった利息と元本(の返済)は延期される」とし、利息は2021年4月25日に支払われ、元本の返済は再スケジュールされると説明した。

ザンビアは世界有数の銅生産国だが、新型コロナウイルスの流行により経済が打撃を受け債務危機に陥っている。

ザンビアのユーロボンド<ZM082877959=> <ZM105638671=> <ZM126708157=>保有者は同国政府と対立しており、市場ではデフォルト(債務不履行)の懸念が高まっている。中国など他の主要な債権者が返済のリスケジュールに応じるかどうかが焦点の一つとなっている。

ザンビアの対外債務は約120億ドルで、このうち中国からの借り入れは約30億ドル。

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