米でコロナ入院患者急増、大統領選の激戦州ウィスコンシンなど

[ニューヨーク 28日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は28日、前日時点の新型コロナウイルス新規感染者が7万2183人増え、875万2794人になったと発表した。また、死者も901人増の22万5985人となった。

こうした中、ウィスコンシン州マディソンのUWヘルス大学病院は、新型コロナ患者向け病棟の増設を急いでいる。今週には集中治療室を前倒しで開設したが、すぐに患者で埋まったという。

同州では、27日に新規感染者数と死亡数がともに1日の記録を更新。州当局は住民に対し、可能であれば自主隔離に努めるほか、マスク着用や5人以上の集会を中止するよう求めた。

同州は来週に迫った大統領選挙の激戦州で、ロイターの分析によると、新型コロナ感染症による入院が前週から少なくとも10%増加している36州の一つ。国内の入院患者は27日時点で4万4000人超で、8月15日以来の高水準。10月に入って40%増加している。

入院患者が最も増加しているのはテキサス州で、27日は1週間前と比べ20%増の約1000人に上った。患者急増は週内の病院の対応能力を上回り、同州エルパソではコンベンションセンターを病院に改造し、病院に収容できない患者の治療に当たっている。

前日に入院患者数が過去最多になったのは、アーカンソー、インディアナ、アイオワ、ケンタッキー、ミネソタ、ネブラスカ、ニューメキシコ、オハイオ、サウスダコタ、ウエストバージニア、ウィスコンシン、ワイオミングの12州。

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