ブラジル経済は力強い「V字回復」示す、雇用堅調=経済相

[ブラジリア 29日 ロイター] – ブラジルのゲジス経済相は29日、同国では雇用が極めて強い伸びを示しており、経済が力強い「V字回復」を示しているとの見解を示した。また議会が引き続き、政府の経済改革案を支持すると確信していると述べた。

新型コロナウイルスに関する議会委員会での公聴会で述べた。

また同相は、感染拡大収束とともに福祉プログラムも縮小していく予定で、政府は来年には財政責任を果たす状況に戻らなければならないとした。

同相は「債務の対国内総生産(GDP)比低下により尽力していく」とし、今年の比率は過去最高の100%に迫る状況だと説明した。

さらに、給与税の減税などを通じた雇用創出をあらためて訴えるとともに、企業や銀行のオンライン化進展を受けて一種のデジタル税導入を支持する考えを繰り返した。

ただ、最近国内メディアが報じている公的医療システムの民営化については、「われわれは検討したことがないと保障する」とし、可能性を否定した。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]