韓国、軍事境界線越えた北朝鮮男性の身柄確保 亡命意思など調査へ

[ソウル 4日 ロイター] – 韓国軍は4日、南北軍事境界線を越えて韓国側に入った北朝鮮人男性1人の身柄を確保したと明らかにした。身元や韓国側に入った経緯、亡命の意思などについて今後調べる方針という。

韓国軍合同参謀本部によると、南北を隔てる非武装地帯(DMZ)で人の動きが検知されたことを受けて緊急の捜索作戦を行った結果、4日午前9時50分ごろ、DMZの東端で男性を発見した。現時点で北朝鮮軍に特異な動きはないという。

ニュース1が軍関係者の話として報じたところによると、男性は3日午後7時26分に軍事境界線に設置された有刺鉄条網を越えるところを検知された。

聯合ニュースによると、韓国軍は侵入を警戒する警報を出したという。

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