トルコ沖地震、死者が115人に 救出作業続く

[イスタンブール 4日 ロイター] – 当局の発表によると、トルコ沖のエーゲ海で10月30日に発生した地震の死者数が115人となった。

死者のうち2人はギリシャのサモス島の10代の若者。

被害が集中するトルコ西部のイズミルでは、地震発生から90時間が経過した3日に少女が救出されており、現在は2つの建物で集中的に作業が行われている。

トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD)によると、イズミルでは1035人が負傷し、137人が引き続き治療を受けている。

活断層の多いトルコではしばしば地震が発生している。2011年の東部ヴァンの地震では500人以上が死亡、今年1月の地震では東部のエラズー県で41人が死亡した。1999年には北西部で2度にわたって発生した地震で、1万8000人が亡くなる被害が出ている。

AFADによると、今回の地震はマグニチュード(M)6.6で、約1670回の余震が発生した。

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