アングル:中国の輸入食品「コロナ検査」、輸出国側が大反発
[北京/ジュネーブ 17日 ロイター] – 世界の主要食料輸出国は、中国が新型コロナウイルスの検査を名目に導入した輸入食品の監視制度へ不満を強め、こうした仕組みを中止するよう求めている。一部からは、不当な貿易制限に等しいとの声も聞かれる。
中国は、ドイツからの豚肉やブラジルからの牛肉、インドからの魚介など20カ国の包装加工品で新型コロナウイルスが検出されたと主張している。ただ、各国は中国側が証拠を開示しておらず、貿易活動に支障をきたすだけでなく、自分たちの食品の評判が理由なくおとしめられていると非難する。
ジュネーブ駐在のある通商関係者によると、今月5─6日に開催された世界貿易機関(WTO)の会合では、カナダがこうした意見を表明した。中国側が核酸検出検査で陽性となったとする輸入食品の受け入れを拒否していることについて、カナダは「妥当性のない貿易制限」とし、やめるよう要請したという。
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