米上院、大統領選挙をめぐり初の公聴会を開催 与野党が激しく議論
米上院の国土安全保障・政府問題委員会は12月16日、大統領選挙の投票不正をめぐって初めて公聴会を開いた。約3時間にわたり開催された公聴会で、同委員会の与野党議員の意見は強く対立した。
民主党側は、今回の大統領選挙に問題はなく、投票不正は陰謀論を唱える人々のうわさに過ぎないと主張した。その一方で、公聴会に出席したトランプ陣営のスタッフになにも質問しなかった。民主党議員の招きで出席した米国土安全保障省サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)のクリス・クレブス前長官は、公聴会で「今回は最も安全な選挙だ」との発言を繰り返した。
同委員会のゲイリー・ピーターズ(Gary Peters)副委員長(ミシガン州選出、民主党)は、「今日の公聴会は民主主義への脅威であり」「陰謀論と虚言を流す場所を与えた」と述べた。
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