2019年10月28日、中国共産党第19期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が北京の京西賓館で開かれた。会場入り口の警備を担当する軍兵士。イメージ(Nicolas Asfouri/AFP via Getty Images)

中国共産党の「ハニートラップ」、事前警告受けても「引っかかってしまう人が後絶たない」

先月、中国共産党の女性スパイ方芳(ファン・ファン)が米国の政治家を誘惑したというスキャンダルが報じられ、中国共産党が諜報工作に多用するハニートラップは再び話題となった。

米FOXニュースは昨年12月10日、複数の元米情報当局者の話を引用して、中国共産党のスパイが一握りの政治家を標的にしているのではなく、米政界はすでに中国当局に「極めて深く浸透された」と指摘した。

しかし、米国だけがターゲットではない。中国当局は全世界でハニートラップを仕掛けている。1972年、ニクソン米大統領が訪中し、中国共産党の毛沢東主席と会談を行った後、西側諸国で中国人スパイによるハニートラップが目立ち始めた。

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