昨年12月下旬、中国造酒最大手、貴州茅台酒は同社株式4%を地方政府に譲渡した(Kevin Frayer/Getty Images)

中国当局、茅台酒などの造酒大手株式を取得、地方債務救済で

中国の地方政府債務問題が深刻化している。一部の省政府は、救済措置として、有名な白酒メーカーの株式を無償で取得し、各社の知名度を通して金融市場から資金を調達し、債務不履行(デフォルト)を回避しようとしている。

中国メディアの報道によれば、白酒メーカー最大手の貴州茅台酒は昨年12月下旬、時価総額1055億元(約1兆6922億円)相当の5024万株を貴州省国有資本運営公司(以下は貴州国資)の名義の下に渡した。譲渡された株式は、同社の全株式の4%を占める。

貴州国資の親会社は、同省政府が2013年12月に設立した国有資産を管理する国有企業である。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党(中共)の習近平党首は、世界情勢を巡り米国のドナルド・トランプ大統領およびロシアのウラジーミル・プーチン大統領と同日にそれぞれ電話会談を行い、米国産農産物の購入を大幅に増やすと表明した
9日付の中共機関紙「解放軍報」では、軍内に残る腐敗問題がいまだ完全には一掃されていないと指摘したうえで腐敗の温床を根本から取り除く必要があると強調した。
27年前に1万人以上の法輪功学習者が北京・中南海で行った平和的な陳情について、当時、中共政権が武装部隊を密かに配置し、大規模な流血事件が起きる寸前だったことが判明した
中国で「当たり前にあった味」が街から消えている。約1年半でアヒルの首専門店4千店が閉店。景気悪化は、庶民の食卓から先に現れた
中国の病院が婦人科手術を生配信。下半身まで無修正で公開し、5万人が視聴。これが「医療」なのか