欧州議会の超党派26議員、セルビアの中国傾斜に懸念表明 中国ワクチン100万回支援受け入れ
欧州議会の超党派26議員は、中国傾斜が強まるEU加盟交渉国のセルビアの状況を懸念している。議員らは20日までに欧州委員会に書簡を送り、中国投資の影響に対応するよう求めた。
セルビアは最近、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の中共ウイルス(新型コロナウイルス)ワクチンの大量接種を開始した。中国共産党政権はマスクやワクチンなど世界的に需要が高い医療資源を外交カードに利用している。
26人の欧州議会議員が署名した書簡は、欧州委員会の拡大・近隣政策担当のオリベル・バルヘリ(Oliver Varhelyi)氏に送られた。スロバキアのミリアム・レクスマン(Miriam Lexmann)議員とドイツのラインハルト・ビュティコファー(Reinhard Butikofer)議員が書簡作成の発起人となり、両議員は対中政策列国議会連盟(IPAC)にも参加している。
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