195万党員名簿流出、習氏娘の個人情報流出…中国、横行する個人情報売買 警察官が関与
今年1月、上海市の195万人の共産党員名簿流出事件は各メディアによって取り上げられ、話題となった。上海に進出した日本企業に共産党支部が設置されたこと、党員の氏名、性別、身分証番号、住所、勤務先、所属する党委員会など詳細な個人情報の漏えいは日本社会に衝撃を与えた。
2019年7月にも、中国の習近平主席の娘の個人情報がネット上に流出した事件があった。この事件で未成年を含む24人の若者が逮捕され、最高14年の実刑判決を言い渡された。
2つの流出事件は悪俗ウィキ(悪俗維基)と呼ばれる掲示板サイトの利用者が関与している。現在、日本滞在中の悪俗ウィキの設立者・肖彦鋭氏は大紀元の電話取材に応じ、これらの個人情報は中国の警察官から入手したとの事実を明かし、中国ではびこる個人情報の取引の実態を語った。
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