トランプ氏、不在者投票の制限など提案 退任後初の演説で

[ワシントン 28日 ロイター] – トランプ前米大統領は28日、退任後初の演説で、選挙について、不在者投票や投票日を制限するなど、さまざま提案を明らかにした。

2020年の米大統領選では、民主党が黒人や若者に有権者登録を呼び掛ける中、トランプ氏が共和党支持者らに不在者投票を促さなかったことが700万票もの差で同氏がバイデン氏に敗北する要因になったとみられている。

トランプ氏は、フロリダ州オーランドで開かれた保守系イベント、保守政治活動会議(CPAC)で演説し、選挙の日程は投票日当日までの数日間ではなく、実際の投票日1日のみとするべきだと主張。また「不在者投票には正当な理由が必要だ」と述べた。

さらに、もう1つの敗因となった郵便投票の廃止や、投票所での身分証明書の提示義務付けなどを提案した。

共和党は20年の大統領選と議会選での敗北を受け、選挙に関する法律を改正し、投票に新たな制限を設けることを目指している。

トランプ氏は、州議会の代わりに独立した委員会が選挙区を画定するという条項を盛り込んだ新たな投票権法案を阻止するため、共和党は懸命に取り組む必要があると強調した。

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