日米同盟の抑止力・対応力を一層強化へ=2プラス2で官房長官

[東京 11日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は11日午後の会見で、東京で16日に開催される日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)に関し、日米同盟の抑止力・対応力を一層強化していくとの見解を示した。

今回の会議開催では、強固な日米同盟関係を再確認するとともに「厳しさが増す地域の安全保障環境について意見を交わす」という。同時に在日米軍の再編についても議論し、沖縄県などの基地負担軽減に全力で取り組む考えだ。

その上でブリンケン国務長官とオースティン国防長官の初めての外国訪問が日本であることは「(米国が)わが国を重視している表れである」と強調。「日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していく」と語った。

一方、英国のエクセター大などの研究チームが10日、英国で確認された新型コロナウイルスの変異株の致死率などが従来株に比べて高いとする研究結果を発表したことに対し、加藤官房長官は「その研究結果については承知している」と指摘。日本政府としても、国立感染症研究所などの専門的な見解も踏まえ、重篤率が高くなっているのかも含めて注視していく方針を示した。

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