(イラスト=大紀元)

【党文化の解体】第2章(8)「宗教自由の虚像を作り上げる」

1-2)-(6) 宗教自由の虚像を作り上げる

 中国のいわゆる「宗教自由」は、偽りの自由であり、その自由には一つの前提条件がある。つまり共産党の指導を受けなければいけない。簡単に言えば、線香を立てて拝んだり、教会に行って懺悔したりすることは自由にできるが、もし、その信仰が共産党の原則や方針と衝突が生じたら、無条件に共産党に服従しなければならないということである。

 偽りの宗教自由は、宗教の世俗化、宗教団体の国家機関化、宗教建築物の商業化、宗教指導者の政治化或いは国家幹部化などの面に現れている。

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