日本の防衛能力向上は重要=安保環境の変化で官房長官
[東京 24日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は24日午後の会見で、厳しい安全保障環境の中で、日本の防衛能力を向上させることは重要であるとの見解を示した。
米国の次期インド太平洋軍司令官に指名されたアキリーノ太平洋艦隊司令官が23日、上院軍事委員会の指名承認公聴会で、中国や北朝鮮からの攻撃に対応できるよう日本に対して、防空能力の強化が必要との見解を示していた。
この日の会見で、4月の日米首脳会談では日本の防衛能力の引き上げ要求が出ると見ているのかとの質問に対し、加藤官房長官は「現下の厳しい安保環境の中で、自らの防衛力をより強固にし、日米同盟をさらに強化するために防衛能力を向上させることは重要であると認識している」と語った。
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