初の日米豪印首脳会談 インド太平洋の「新たな夜明け」

通称「Quad(クアッド)」として知られる日米豪印戦略対話(4か国戦略対話)に参加する民主主義国のオーストラリア、インド、日本、米国の首脳陣が、2019新型コロナウイルス急性呼吸器疾患(COVID-19)パンデミック対策を主導しながら「インド太平洋地域の平和と安定の支えとなる」ことを、初の日米豪印首脳会談で再確認した。

2021年3月12日、非公式な安保同盟を結ぶ4か国のスコット・モリソン(Scott Morrison)豪首相、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)印首相、菅義偉首相、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は仮想形式で開催された首脳会談後、拡張主義勢力をますます強化する中華人民共和国(中国)問題に直面している状況を受け、「国際法を基礎とした法治に基づく秩序と自由で開かれた環境を推進することで、高度な安保と繁栄を促進し、インド太平洋全域と他地域の両方に対する脅威に対抗すること」に取り組む姿勢を示した。 4か国の首脳陣は、「日米豪印は法規範、航行の自由と領空通過権、紛争の平和的解決、民主的価値観、領土保全を支持する」と述べている。

さまざまな地域や世界的な課題に取り組む首脳陣は、以下の点で協力することで合意している。 世界保健機関(WHO)の改革要請を継続しながら、2022年末までに最大で10億投与分の新型コロナウイルス感染症ワクチンをインド太平洋諸国に提供する。

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