(Joseph A Ferris III/Creative Commons)

チベットの光 (25) 再度の殺人

雹を降らせた後、ウェンシーはまた師父の所へ戻り、正法を求めた。

 「先生、わたしはすでにツゥダとリンバの収穫をふいにしました。どうか私に法を伝えてください」

 「私に法を求める?これは私がインドで多年にわたって苦行してやっと手に入れたものだ。ちょっとばかり雹や雨を降らせたぐらいでもう法を得ようというのか」。尊者は眉をひそめて言った。「よろしい。もし本当に法を求めているというのなら、もう一つ私を助けてくれ。そうすれば法を伝えよう。チャワ地方の人は、私の弟子を襲撃したことがあり、総じてわたしに敵対している。もしおまえが彼らを誅する法をもっていて、彼らに教訓を与えることができるなら、インドで得た法をおまえに伝えよう」

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