古代中国の物語
質素な宰相
春秋時代、魯の国(現在の山東省)に李文子(り・ぶんし)という宰相がいました。李文子の家は非常に裕福でしたが、当時の高官としてはめずらしくその暮らしは質素なものでした。
孟献子の子・孫仲(そんちゅう)が李文子を訪ねてきた時のことです。孫仲は「あなたは宰相の地位にあるのに、家族の着ているものは質素なもので、馬が食べているものといえば粗末な餌ではないか。皆はあなたを金にうるさいケチな人間とみるだろう。宰相がこんなことでは国家の威信に関わる」と言いました。
李文子は答えました。「もちろん家族が上等な衣を着て、馬たちが肥えるのは結構なことでしょう。しかし多くの庶民は粗末な食事をとり、古着を来て過ごしています。私は自分と庶民との間に差をつけたくないのです。それに国の威信を上げるのは、高官が着ている衣服や馬ではありません。高潔で徳のある高官こそ、国を繁栄させるのです」
関連記事
食べていないのに太る…その原因、習慣かもしれません。知らないうちに太る10の落とし穴、あなたはいくつ当てはまる?
歯ぐきの出血、放置していませんか?口内細菌が心臓に届く可能性が、研究で示されています。
古代エジプトから現代まで、あらゆる時代で重宝されてきたニンニク。その理由は単なる風味だけではありません。歴史と最新研究の両面から、健康効果や意外な使われ方をひもとき、今も支持され続ける魅力に迫ります。
どれほど体に良いことをしていても、自分を強く責め続けているなら、癒やしは遠のくのかもしれません。恥と自己否定が心身に与える影響、そしてそこから抜け出す道筋を考えます。
足を温めることで、血行や自律神経のバランスが整うと考えられています。ハーブを使った足湯は、リラックスや巡りのサポートとして日常に取り入れやすいセルフケアです。