アインシュタイン(挿絵=大紀元)

【党文化の解体】第2章(25)「実証科学の限界性」

8)実証科学の限界性

 現代科学はすでに、人類生活のほとんどの領域に浸透している。これによって、中共はたやすく現代科学を利用して人々に硬直した思考方式を押し付けることができ、長年教育した結果、多くの人々が現代科学だけが真理であると信じるようになった。しかし、実は、科学(Science)という言葉はラテン語の 「Scientia」に由来するもので、元々は「学問」という意味であって、真理という意味ではない。広い意味から言えば、科学とは絶えず宇宙の規律を探索してその規律を認識する方法とそれによって形成された知識体系である。

 現代科学は、形式論理と実証的な方法を基礎として物質世界の規律を探索する方法と知識の体系であり、ここではそれを実証科学と称する。この意味から考えれば、実証科学は窮極的な真理でないばかりか、常に新しい事実の検証を受ける必要があり、同時に人々の認識能力と事物自身の発展変化とともに発展する必要がある。同時に、現代実証科学の探求方法が宇宙真理を探索する唯一の方法である、とは限らない。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエルの地下で1600年前の青銅貨が発見された。古代反乱軍が隠した財宝と謎の地下トンネル。歴史の暗部に光を当てる発掘の全貌を紹介します。
週2回の筋トレで、記憶力や神経ネットワークが改善します。脳の老化を遅らせ、海馬の萎縮を防ぐ可能性も。体を鍛えることは、実は「脳を鍛える」ことでもあるのです。
寒さと乾燥が強まる季節、体を守る鍵は「食で整える」こと。きのこや鶏肉、生姜を使った滋養スープは、肺を潤し、胃腸を助け、自然に免疫を底上げしてくれます。
秋から冬へ移るこの時期、寒湿が強まり脾を傷めやすい時期。里芋や牛肉、生姜を使った温性の料理で体を整え、冷えと重だるさを祓いましょう。
がん予防の切り札は、実は日常のブロッコリー。発芽3日目スプラウトの驚くべき力と、家庭でできる最強の食べ方を紹介します。