(Photo credit should read ANDREAS GEBERT/DPA/AFP via Getty Images)

チベットの光 (45) 最高の弟子

  ラマの傍に立っているウェンシーを見ると、誰もが涙を禁じ得なかった。その中には、過去にウェンシーを慰める人も、ラマのところに行って法を伝えてもらえる可能性があるかどうか聞く人もいた。ウェンシーは衝撃のあまり、生きる希望を失って泣きだし、苦痛と絶望が彼の心を粉砕したかのようであった。

 彼は元より最終的に法を得られたから嬉しかったのに、結果同じことになってしまって、根本から希望を失ってしまった。

 このとき、座が少し混乱した。ラマ全員が気忙しく、内と外に出入りして、ウェンシーを励ました。まもなく、マルバ師父が平静になり、ある弟子に言った。

▶ 続きを読む
関連記事
自分を許せない背景には、過去へのとらわれや強すぎる責任感が関係することがあります。責任を受け止めながら心を軽くする視点を紹介します。
突然の動悸や脈の乱れは、一時的なものだけでなく危険な不整脈の可能性もあります。受診の目安や発作時の対処法を医師が解説します。
春に悪化しやすい喘息、その原因は「炎症」にあった?最新研究が示す治療の変化と、発作を防ぐための生活の工夫をわかりやすく解説します。
鳥を見たり鳴き声に耳を澄ませたりすることは、不安や孤独感を和らげ、心を今に戻す助けになる可能性があります。気軽に始められる自然の癒やしです。
薬だけに頼らず、運動と生活習慣で進行にブレーキをかける——パーキンソン病と向き合う新しいアプローチをわかりやすく解説します。