≪医山夜話≫ (63-1)
東洋と西洋漢方医療の違い
人は長年、仕事をしていく上で、様々な過程と段階を経ながら、徐々に経験を積んでいきます。もっとも厄介な時期は、知識と経験が中途半端な、いわゆる「コップ半分」の状態です。
まだ仕事を始めて間もない新人なのに、まるで全てを知っているかのように自信満々で、人の忠告は全く耳に入らず、頭を下げて教えて貰おうという気持ちがありません。私も漢方医学を学んで間もない頃に、このような経験をしたことがあります。今思い出すと、思わず苦笑いをしてしまいます。私は外国の大学院でアメリカ人の教授から漢方医学を学んだので、私の「コップ半分」の状態は更に深刻でした。
私はアメリカから中国に行って臨床治療の実習をした時期がありました。その時、すぐ上の兄は、昔から私をないがしろにして来たのですが、改めて見直したようでした。また、私が海外で製造された立派な漢方医療器具を一点一点取り出して見せた時、ずいぶんと驚いた様子でした。
関連記事
生産性を重視する社会では、休むことを無駄や甘えのように感じがちです。しかし休息は、努力の報酬ではなく、人生を味わい、人とのつながりを取り戻す大切な時間です。
スマホやパソコンで目を酷使する現代。80歳を過ぎても老眼鏡なしで小さな文字を読む中医学医師が、目を守る習慣を紹介します。
筋トレ初期の筋力向上には、筋肉の成長だけでなく神経系の適応が関わります。視覚化や自己暗示、使う筋肉への集中が、脳と筋肉の連携を高める可能性があります。
下半身の筋力は、歩行や転倒予防、自立した生活を支える大切な土台です。脚力を確認する簡単なテストと、臀部・脚を鍛える4つのエクササイズを紹介します。
便秘対策の定番として親しまれてきたプルーン。実は腸内環境だけでなく、骨や心臓の健康にも役立つ可能性があります。効果を引き出す食べ方や適量、意外な料理への活用法まで、専門家が詳しく解説します。