【医学古今】

頻尿の鍼灸治療

頻尿は高齢者によく見られる臨床症状の一つです。現代医学では、この症状を主に膀胱の機能状況を考えて治療しますが、漢方医学では、主に腎の機能状況を考えて治療します。

 漢方の臓腑理論では、腎と膀胱は臓と腑の関係であり、双方の間では臓が主導的な作用を働き、腑の機能状況に強く影響を与えています。特に機能低下(虚証)の場合、腑の症状であっても、多くは臓から治療することになります。

 漢方医学の病理認識から言えば、頻尿は腎陽不足によりもたらした膀胱の気化機能低下が引き起こした症状だと考えます。治療する場合、腎陽を補い、膀胱の気化を助ける方法を採ります。漢方薬を使うなら、六味丸や八味地黄丸などを使います。

▶ 続きを読む
関連記事
鳥を見たり鳴き声に耳を澄ませたりすることは、不安や孤独感を和らげ、心を今に戻す助けになる可能性があります。気軽に始められる自然の癒やしです。
薬だけに頼らず、運動と生活習慣で進行にブレーキをかける——パーキンソン病と向き合う新しいアプローチをわかりやすく解説します。
ビタミンDが腸と免疫の働きを整え、炎症性腸疾患の症状を和らげる可能性が注目されています。最新研究が示す仕組みと、日常で無理なく取り入れるヒントをわかりやすく解説します。
飛行機の機内では、通路側の席ほど人との接触が多くなる可能性があります。専門家が指摘する感染リスクと、旅行中にできる座席選び・手洗い・マスクなどの対策を紹介します
身近なハーブが医療研究で注目?レモングラスに秘められた意外な可能性と、日常での取り入れ方や注意点をわかりやすく紹介します。