気候サミット、ゲイツ氏登壇 首脳のほぼ全員参加へ=関係筋

[ワシントン 20日 ロイター] – バイデン米大統領が主催し22─23日に開催される気候変動サミットで、マイクロソフト創業者で慈善活動家のビル・ゲイツ氏が講演することが関係筋の話で明らかになった。また、招待された世界の首脳40人のほぼ全員が参加するという。

ゲイツ氏の講演は23日に予定されている。

気候変動サミットは、今年11月に英グラスゴーで開催される第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)に向けた地ならしの場となる。

ゲイツ氏のほか、温室効果ガス排出量の多い英仏などの首脳も登壇する。

バイデン氏は、気候変動対策を国内外の最重要課題としており、今週のサミットはこの分野で米国が再び主導的な役割を担うことを他国にアピールする場にもなる。

米国はバイデン政権下で、トランプ前政権が離脱した地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰。関係筋によると、ホワイトハウスは2030年までに05年比で排出量を約50%削減する新たな方針を間もなく発表する見通しだ。

関係筋によると、22日のサミットではこうした気候変動対策へのコミットメントについて議論が行われる。財政、資本市場の役割、気候変動への適応や耐性なども議題。

23日はバイデン大統領の「ビルド・バック・ベター(より良き再建)」計画が焦点となる。バイデン氏は気候変動問題への取り組みが雇用創出の機会になるとみており、インフラ投資法案に政権の排出削減計画に欠かせない財源を盛り込んでいる。

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