米下院で首都ワシントンを合衆国第51番目の州にする法案が可決
アメリカ連邦議会下院は22日、首都ワシントンD.C.(以下、特別区)を同国の51番目の州にする法案を賛成216票、反対208票の僅差で可決し、上院に送付した。特別区は民主党支持者が多いため、州に格上げとなれば、新たに民主党の上院議員が2名誕生する可能性が高い。同様の法案は昨年にも提出されたが、上院で否決された。
法案は、特別区が合衆国の第51番目の州になることを反映して、「H.R.51」と名付けられている。この法案を提出したのは民主党の下院議員エレノア・ホルムズ・ノートン氏だ。
ナンシー・ペロシ下院議長(民主党)は投票に際し、「ワシントンD.C.州を認める法案を可決することにより、歴史的な不正を正す」準備ができたと述べた。
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