「午後8時以降、街灯以外は消灯を」 東京都が関係団体に要請へ

[東京 23日 ロイター] – 東京都の小池百合子知事は23日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた対策として、都内で午後8時以降、街灯以外の消灯を行うよう要請することを明らかにした。これから関係団体に協力を要請するという。

小池知事は、ライトアップの中止などこれまでの要請に加えて「照明を伴う看板、ネオン、イルミネーションなども停止してもらえるようお願いする。夜は暗い。街灯のみが灯ることに結果としてなろうかと思う」と述べた。

小池知事は、オイルショックや東日本大震災の際、電力使用を抑制するために大規模な消灯が行われたことを引き合いに出し、今回は「人の流れを抑制するための措置」として消灯を呼び掛ける意向を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
ドイツで17日、少年時代のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した二つのオルガン曲が公開された。長らく所在不明だった作品の披露に、文化相は「音楽界にとって偉大な瞬間」と称賛した
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
アメリカのトランプ大統領は11月14日、イギリス放送協会(BBC)を今週中にも提訴し、損害賠償を求める可能性があると記者団に語った。