平和的陳情から22年 信念貫き真相を伝える法輪功学習者
中国共産党による法輪功学習者に対する迫害は、今年で22年目を迎える。4月24日、東京の法輪功学習者は大島小松川公園で集団煉功やキャンドルナイトの催しを行い、迫害情報の周知を行なった。また、25日には東京の中国大使館前で抗議活動を行い、即時の弾圧停止を求めた。
90年代には中国で7000万人を超える人々が修煉していた気功法、法輪功(法輪大法とも)。中国共産党から収監や拷問など、むごたらしい迫害を受けながらも、法輪功学習者たちは「真善忍」の信条に基づく穏やかな方法で真実を世に伝えている。共産党による人権を無視した拡張主義に、日本を含む世界中の多くの人々は中国共産党の残忍さを強く認識し始めている。
1999年4月25日、中国の政治中枢である中南海に、中国全土から集まった約1万人の法輪功学習者が、読書や座禅などの平和的な陳情を行った。これは、1989年天安門事件以来最大規模の民衆運動とされる。学習者たちは、中国共産党当局によって不当に逮捕された天津の学習者の釈放を求めて陳情した。当時、国務院総理を務める朱鎔基氏はこの動きに対応し、法輪功学習者の訴えを聞き入れて、釈放と妨害工作を停止することを約束した。
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