中国当局、著名企業家を逮捕 「企業家の良心」の異名も 政府批判が原因か
中国政府は、民間企業への取り締まりを強化している。公安当局の発表によると、昨年11月から拘束されていた、著名な企業家で河北大午農牧集団(以下、大午グループ)の創業者である孫大午氏(スン・ダウー、67)は21日、「騒動挑発罪」や「農地の不法占拠」など8つの容疑で正式に逮捕された。
同社の副監査役、会長、社長など7人の逮捕も同時に発表され、大午グループの経営陣のほぼ全員が逮捕された。中国当局は現在、29の工作チームを大午グループとその子会社に派遣し、会社の支配権を確保している。
大午グループは従業員9000人以上を擁し、20億人民元(約334億円)の固定資産と30億人民元(約500億円)以上の年間生産量を誇っており、中国の民間企業のトップ500にランクされている。
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