米、中国など外国人留学生の渡航制限緩和 今秋から

[ワシントン 27日 ロイター] – バイデン米政権は27日、中国をはじめとする外国人留学生の米国への渡航制限を今秋に緩和すると発表した。新型コロナウイルス禍で入学者数が減少した一部大学の資金繰りの助けになる可能性がある。

米国務省は声明で、今年3月に実施した欧州の留学生を対象とする渡航制限の免除措置を8月1日から世界中の学生や研究者に拡大するとした。

米国は過去2週間以内に中国、ブラジル、南アフリカ、イラン、欧州諸国に滞在した米国民以外の人々の大半の入国を禁止していた。今回の措置により、これら全ての国の学生が数カ月後に米国に入国可能となる。

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