南シナ海の緊張が高まる中、米比が軍事演習を決行 画像提供:ロイター

南シナ海の緊張が高まる中、米比が軍事演習を決行

ロイター 南シナ海の緊張が高まる中、2021年4月中旬に2週間の予定でフィリピン軍と米軍が合同軍事演習を開始した。

2019新型コロナウイルス急性呼吸器疾患(COVID-19)パンデミックの影響で2020年は年次恒例の軍事演習「バリカタン」が延期されていたが、南シナ海の比海域に海上民兵が乗船する数百隻の中国船舶が最近結集した事態を受け、フィリピン政府が中国に抗議を申し立てた後に米比が同演習を決行した。

荒天による暴風を避けるために一部の漁船が同海域に退避したに過ぎず、海上民兵は乗船していないというのが中国外務省(中華人民共和国外交部)側の主張である。

▶ 続きを読む
関連記事
米国務省は11月13日「アンティファ」に関連している4団体を国際テロ組織に指定し、11月20日から「外国テロ組織」として正式に指定すると発表した
米国とその同盟国は、安全なサプライチェーンを再構築するため、長期間閉鎖されていた鉱山の迅速な再開を検討している。しかし中国依存脱却にはさらに大きな壁がある。
トランプ氏はベネズエラ軍事行動を「ある程度決めた」と発言。麻薬密輸阻止の成果を強調しつつ、陸上攻撃示唆。米空母群がカリブ海に到着し、ベネズエラ軍20万人動員と対峙。
メキシコシティでZ世代主導の抗議デモが発生。市長暗殺を機に1万7000人が集まり、ワンピースの海賊旗をシンボルに腐敗・暴力にNOを突きつけた
AI開発企業の米アンソロピックが13日、中国共産党政権支援の攻撃者がAI「Claude」を悪用し、30件超の企業・政府機関へ自動サイバー攻撃を実行したと報告。攻撃をAIが自律実行した初ケースと主張