【医学古今】 関元穴に灸療の効果
関元穴(かんげんけつ)は腹部の中心線上、へそから恥骨までの連線を5等分にして、恥骨から5分の2のところにあります。このツボは虚弱体質の人の冷え症、脳卒中、不眠、腹部の冷えによる腹痛や膨張感、慢性の咳、喀血、便尿の失禁、慢性下痢、便秘、頻尿、遺尿、遺精、インポテンツ、淋病、閉経、不妊、血尿、血便、排尿障害などの様々な症状に使えます。
このツボの効果を発揮するためには鍼の刺激より灸の方が良いでしょう。また、お灸を多く据えるほど効果が得られます。古典の記録では、数百荘から数千荘までお灸する例もあります。1荘とは米粒ぐらいのモグサで1回施灸することです。
私は古人の経験を参考にして、数人の虚弱体質の患者さんの関元に9荘前後のお灸を据えました。とても良い反応が得られました。
関連記事
たった2週間で体重が最大5kg減、ウエストも約3cm細くなった人も。砂糖と精製でんぷんを抜き、週3日運動するだけの「322シュガーフリー・ボディリセット」と4分間ワークアウトを紹介します
西暦705年創業、世界最古の旅館・慶雲館。建物や時代が変わろうとも、変わらぬ「もてなしの心」を守り抜く姿から、日本の老舗企業が幾世代にもわたり受け継いできた事業承継の魂と「不易流行」の本質を紐解く
心臓病対策というと、コレステロールや薬を思い浮かべる人は多いでしょう。しかし近年の研究では、運動と睡眠が骨髄の炎症性細胞や動脈プラークに働きかける可能性が示されています。費用のかからない日々の習慣が、心臓を守る力になるかもしれません
誰に教わることもなく精巧な巣を編み上げる鳥たち。スズメ大の鳥が築く百年続く巨大な「命の都」を手がかりに、単なる「本能」という言葉では片付けられない生命の驚異と、万物が織りなす壮大な調和の神秘に迫る
「炭水化物は炎症を引き起こす」は思い込みかもしれません。サツマイモ、豆類、そば、キヌア。正しく選べば、炭水化物は炎症を抑える強い味方になります。栄養士が教える食べ方と簡単レシピも紹介します