2019年5月30日、台湾国軍による南部屏東県で行われた第35回「漢光」軍事演習中、8インチ自走砲2門が発射された(Sam Yeh/AFP via Getty Images)

台湾海峡で緊張感高まる 米元顧問が「最大の危機」警告 日米はどう対応するか

4月28日、大紀元コメンテーターの秦鵬氏、米外交政策提言組織「現在の危険委員会・中国(Committee on the Present Danger : China、CPDC)のメンバーである林暁旭博士、中国海軍司令部元参謀(中佐階級)の姚誠氏が、大紀元の時事番組「新聞大家談」に出演し、中国当局が台湾を侵攻する場合、日米など各国の対応について意見を交換した。

米国のハーバード・マクマスター元大統領補佐官(国家安全保障担当)は4月上旬、台湾海峡情勢について、台湾は「最大の危機(maximum danger)」にさらされていると発言した。同氏は、中国共産党の党大会や北京冬季オリンピックを控える2022年以降が「最も重要な時期だ」とした。

中国海軍司令部元参謀の姚氏は番組で、マクマスター氏の考えについて賛同し「今の情勢では、台湾海峡周辺の緊張感がますます強まっていることがわかる」「習近平氏は公の場で、今まで複数回『空想をやめて、戦いに備えよう』と発言した。中国共産党は今、平和に台湾を統一できないと認識しているため、武力による台湾統一を進むに違いない」と述べた。

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