台湾のWHO会合出席、中国が悪意により妨害=台湾外交部

[台北 11日 ロイター] – 台湾外交部(外務省)の歐江安(ジョアン・オウ)報道官は11日、台湾が世界保健機関(WHO)の会議に参加することを中国が「悪意」により妨害しており、人々の健康よりも政治を優先していると非難した。

主要7カ国(G7)は24日から開催される世界保健総会に台湾が参加するよう求めているが、中国は阻止する方針を示唆している。中国の華春瑩外務省報道局長は10日の記者会見で、台湾が国際機関への加盟を望むなら中国の一部であることを受け入れる必要があると述べた。

歐氏は中国がうそをついて国際社会を欺こうとしていると述べ「台湾がWHOの技術的な会合に参加できないのは中国の悪意による妨害が主な理由だ」と主張した。

「また健康や人権よりも政治を優先する中国の専制的な振る舞いを示している」と語った。

WHOや他の国際機関で台湾市民を代表するのは民主的に選ばれた政府だけで中国ではないと強調した。

関連記事
鬼木誠防衛副大臣は29日、フィリピンを訪問し、同国のテオドロ国防相と会談した。日本がフィリピンに供与する移動式警戒管制レーダー2基目の引き渡し式典にも出席した。東アジア地域における中国共産党の拡張に対して連携して抑止を図る。
戦争、死、破壊、大脱走はアフガニスタンにとっては日常茶飯事。カブールで起きた悲劇的な出来事の中で、ある女性記者の物語が際立っていた。バスナヤニマ・バスさんはインドのオンライン出版『Print』の記者としてカブールに派遣され、タリバンが政権を掌握する約一週間前にアフガニスタンの首都を逃亡した。エポックタイムズは独占インタビューで、バスさんはタリバンがカブール空港を占拠した数日後の逃亡を語った。
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。