米国務省、昨年 法輪功学習者83人死亡 6千人以上拘束=報告書
米国務省は12日発表した「世界の信教の自由に関する2020年版」の年次報告書で、昨年の中国共産党による法輪功学習者への迫害を詳述した。83人が迫害を受け死亡し、6000人以上が逮捕および拷問され、600人以上の法輪功学習者は不法に刑を宣告されたという。
「中国共産党は、超法的な機構(610弁公室)を通じて法輪功や他のグループを消滅させようとしている」と同報告書は指摘した。
中国共産党中央の「邪教問題の防止と対応指導チーム」は610弁公室とも呼ばれる。江沢民元総書記が法輪功学習者を迫害するために1999年6月10日に設置した法外機関だ。
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