米大統領、イスラエル首相と電話会談 停戦支持を表明

[ワシントン 17日 ロイター] – バイデン米大統領は17日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、イスラエルとパレスチナ武装勢力間の衝突を巡り停戦を支持すると表明した。ホワイトハウスが声明で明らかにした。

声明は「大統領は停戦への支持を表明し、停戦に向けた米国とエジプトや他のパートナーとの関与について協議した」とした。

声明では、ネタニヤフ氏がどう応じたかについては言及していない。

イスラエルは17日、パレスチナ自治区ガザへの空爆を継続し、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスなどパレスチナ武装勢力側もイスラエルに対するロケット弾攻撃を続けた。

ガザの保健当局によると、攻撃が始まった10日以降、子ども61人と女性36人を含む212人が死亡。一方、イスラエルでは子ども2人を含む10人が死亡した。

ホワイトハウスによると、バイデン氏は会談で、罪のない民間人の安全を確保するため全力を尽くすようイスラエルに促した。

また「大統領は無差別のロケット弾攻撃に対するイスラエルの自衛権に確固とした支持を改めて表明した」という。

ホワイトハウスによると、両首脳は「ハマスやガザのその他テロ集団に対するイスラエルの軍事行動の進行状況」についても話し合った。

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