朝のコーヒー「飲むなら食事の後に」 血糖値の急上昇を避けるため
「モーニング・コーヒー」という言葉がありますが、あなたは朝食の前にコーヒーを飲みますか、それとも後に飲みますか。
英国のバース大学(University of Bath)は「前日の夜に十分な睡眠をとれなかった人が、翌朝、食事の前にコーヒーを飲むと、食事後の血糖の上昇に影響がでる」という研究結果を発表しました。
バース大学の研究者ジェームズ・ベイツ氏(James Betts)は「(英国では)おそらく半数ほどの人が、習慣的に、朝起きるとまずコーヒーを1杯飲みます。特に、前日の疲れや寝不足を感じた時ほど、濃いコーヒーを飲む傾向があるようです」と語ります。
バース大学での研究は「前日の夜、よく眠れなかった人が、朝に眠気を覚ますためにコーヒーを飲んだ場合、体の代謝にどんな影響を与えるか」を探るものです。この研究は『英国栄養学期刊』(British Journal of Nutrition)に掲載されました。
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