アマゾンやアップルなどは中国の強制労働「見て見ぬふり」=米議員
[ワシントン 10日 ロイター] – 米共和党のルビオ上院議員は10日、アマゾン・ドット・コムやアップル、ナイキなどの米大手企業が中国国内の強制労働疑惑に対して見て見ぬふりをしていると強く非難した。上院外交委員会が中国政府のウイグル族などイスラム教少数民族弾圧に関して開いた公聴会における発言。
ルビオ氏は、多くの米企業が中国政府の人権侵害で「利益を得ている」事実をはっきり自覚していないと指摘。「ナイキやアップル、アマゾン、コカ・コーラといったあまりにも多数の企業が強要された労働力を使用してきた。彼らは強制労働自体、あるいは強制労働を行っているとされるサプライヤーからの製品調達で恩恵を受けている。悲しむべきことに、これらの企業はわれわれ全ての米国民をそうした犯罪に加担させていたのだ」と強調した。
一方、民主党のティム・ケイン議員とともにこの公聴会を主催した同党のエド・マーキー議員は、中国政府の「強権的な監視産業」との取引でもうけている米企業も少なからず存在し、彼らの製品の多くが新疆ウイグル自治区で今も使われていると訴えた。
関連記事
チェコ警察は1月22日、中国共産党(中共)の情報機関と関係を持っていた疑いがある人物を拘束したと発表した
トルコで反トラスト(独占禁止)政策を所管する競争庁は1月21日、中国系電子商取引(EC)大手Temuのトルコ国内オフィスに立ち入り検査を行った
ロシア政府は、中国共産党の元指導者・毛沢東と、旧ソ連の指導者スターリンとの間で交わされた通信文書を年内に公開すると表明した
トランプ米大統領は1月20日、ガザ和平プロセスのために設立した「平和評議会」について、将来的に国連に取って代わる可能性があるとの見方を示した
トランプ米大統領はダボス会議で、新型コロナ初期に武漢で深刻な大量死が起きていた事実を米国は把握していたと明言。「コロナ研究所流出説」を改めて示し、早期の対中渡航制限が米国を守る的確な判断だったと強調した