「万物に魂がある」 死んだ恩人の弔問に現れた老ゾウ
アジアゾウといえば、中国雲南省の森林にいたゾウの群れ10数頭が先日、なぜか省都・昆明の市街地まで「遠征」してきて大騒ぎとなり、人々の驚きを買いましたが、こちらの話題は、悲しみの中にもしみじみとした情愛を感じさせるお話です。
インド南部のケララ州にある村で6月3日、ゾウの調教師をしていたナールという男性がガンで死亡しました。ナールは、人生の全てをゾウとともに過ごし、村の誰からも尊敬されるゾウ使いの名人だったのです。ナールが、生涯をかけてゾウの調教をした歳月は60年にも及びます。
そんな人徳者であったナールの葬儀は、村を挙げての盛大なものになりました。悲しむ遺族の泣き声が響くなか、25キロの道を歩いて葬儀に駆け付けたのは、なんと年老いた1頭の雄ゾウでした。
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